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BYODとは、「Bring Your Own Device 」の頭文字をとった略語です。その名の通り、「従業員が個人所有するモバイル端末を業務で使用すること」を指します。会社にとっては、従業員全員に対して業務用端末をわざわざ用意する必要がなくなるのが大きなメリット。従業員にとっては、「仕事用・プライベート用の二つの端末を使い分ける手間がなくなる」「使い慣れた端末で業務を行うことができようになる」といった点がメリットです。また、BYODが活用できるとテレワークの実現が容易になり、生産性向上にもつながります。
BYODを導入するうえで、何よりも重要なのがセキュリティ対策です。充分なセキュリティ対策を講じないままBYODを導入すれば、機密情報の流出といったリスクは避けられません。
また、プライベート用の端末を業務で使用することに社員が抵抗を覚える可能性もあります。従業員の不安を払拭するために、「BYODを導入することは、会社が従業員の個人情報を管理することではないこと」を充分に周知し、浸透させるのが大切です。
BYODにおけるセキュリティ対策の重要性について触れました。BYODにおけるセキュリティ対策において、具体的にはMDMおよびMAM・MCMといったツールを活用するのがポイントです。
なお、BYODのセキュリティ対策としてMDMを導入する場合、従業員には、「位置情報が会社に知られる」「アプリケーションのダウンロードが制限されるかもしれない」「個人情報が会社に管理されてしまう」といった不安が生じます。会社は、個人情報の管理の方法等をきちんと定めた上で、MDM運用のルール・ガイドラインを明確にしなければなりません。
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※2018年度、エンドポイント管理史上のマーケティング分析(株式会社テクノ・システムリサーチ社)より
参照:mobiconnect公式HP(https://www.mobi-connect.net/)