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このページでは、キオスク端末とMDMの関連性について分かりやすく解説しています。近年、様々な場所で設置されるようになってきたキオスク端末を、MDMで安全に管理するためにはどのような点に注意すべきか、ぜひ参考としてご活用ください。
キオスク端末とは「自立式小型情報端末」であり、駅や空港といった公共施設や店舗などで設置されている端末を指します。
例えば乗車券の購入やサービス料金の支払い、手続きの確定など様々な目的で利用されており、公共施設から民間施設や店舗まで様々な場所で活用されていることがポイントです。
キオスク端末を適切に導入して運用できれば、各種業務の省人化や効率化を進めて、利用者にとっての利便性や満足度の向上にもつなげていくことができます。
一方、キオスク端末は無人環境で利用されるため、安心安全な運用方法や管理体制を構築することが欠かせません。
キオスク端末はタッチパネル式の画面を搭載した自立式端末がイメージされやすいですが、現在ではタブレットなどを活用したモバイル型のキオスク端末も用途限定で登場しています。
モバイルタイプのキオスク端末には、AndroidやiOSといったOSの他にもWindowsOSなどが採用されており、それぞれのニーズや使用環境、用途に合わせて選択されていることが重要です。
モバイルタイプのキオスク端末は自由に持ち運べるため、業務フローの拡大や効率化に役立ちますが、一方で操作ミスや落下によるダメージが与えられやすく、また悪意ある第三者からハッキングやクラッキングの被害を受けるリスクもあります。
キオスク端末には重要な個人情報が保存されているケースも少なくないため、適切なセキュリティ対策をすることが欠かせません。
その点、モバイル端末の運用管理やセキュリティ対策の方法として効果的なMDMを活用することで、キオスク端末の強みと情報端末としての安全性の両方を追求していくことが可能です。
そのため、モバイル型キオスク端末を導入する際は、MDMを活用して適切な運用環境を整えておきましょう。
キオスク端末を利用する場合、まず端末に標準搭載されているOSを定期的にアップデートさせて、常に最新の状態へしておけるよう努めなければなりません。また、アップデートによって既存コンテンツやアプリなどが動作しなくなる恐れもあり、必ずアップデートの前後の動作検証が必須です。
もしもアップデートで必要なアプリやシステムの不具合が引き起こされる場合、改めて適切な対策を検討しなければなりません。
キオスク端末に搭載するコンテンツを自社で制作する場合、メモリなどの条件を踏まえて、アプリがクラッシュしてしまわないよう注意することも重要です。
特に、自動的にホーム画面やパスワード入力画面に戻ってしまうと安全管理上のリスクが増大するため、クラッシュ端末はすぐにピックアップして回収・復旧するようにしてください。
従来の自立式小型情報端末としてのキオスク端末に対して、モバイル型キオスク端末も登場しており、一層にサービスの利便性や活用法が拡大しています。一方、利便性の向上に比例してセキュリティ面のリスクも増大しており、使用するモバイル端末に合わせてMDMを導入して適切な運用管理を行うなど、使いやすさだけでなく安心安全にも配慮したプランニングを行うことが必要です。
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※2018年度、エンドポイント管理史上のマーケティング分析(株式会社テクノ・システムリサーチ社)より
参照:mobiconnect公式HP(https://www.mobi-connect.net/)