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MDMの導入を検討している人に向けて、サービスを提供している「Cisco Meraki Systems Manager」の機能や口コミなどをご紹介していきます。
2006年にサンフランシスコで創業したMeraki。2012年にCiscoによる買収を経て、「Work Simple~シンプルに動く。シンプルに働く~」のコンセプトの下で製品開発を行う会社です。
Cisco Merakiが提供するMDMサービスが、「Systems Manager」です。PCやスマートフォンといったデバイスを、クラウドベースで一元管理したり、絶えず変化するデバイスにネットワークを適応、適合させるようセキュリティポリシーを調整したりするなど、端末管理に活用できるサービスとなっています。
PCやスマートフォンといったデバイスを、ダッシュボードで一括管理できるのが、エンタープライズモビリティ管理(EMM)です。
デバイスの事前登録や、ユーザーグループに応じた使用制限が可能なプロビジョニング、リアルタイムにトラッキングできるモニタリング、デバイスとデータの保護やネットワークポリシーなど組織のセキュリティを確保するセキュア、などといった端末管理をクラウドベースで集中して管理することができます。
ビジネスにおいて、デバイスは絶えず変化します。そうした変化に対し、ネットワークを適応させることができる点が、Systems Managerの魅力。
シームレスなユーザー登録機能や、各ユーザーグループのポリシーをカスタマイズ、ロストモードといった盗難・紛失対策、遠隔サポートやトラブルシューティングなど、セキュリティ対策でも力を発揮します。
またアプリケーションやソフトウェアの管理、端末の使用制限など、きめ細やかな制御を行うことで、設定を即時に反映させることができます。
今後の流通、販売では欠かせない、オムニチャネルに対応する戦略を考えていました。そのためには、無線LANの通信品質の向上など、インフラの構築が重要だと考えていました。
※口コミ参照元:Cisco Meraki公式HP(https://www.cisco.com/c/ja_jp/about/case-studies-customer-success-stories/1621-biccamera.html)
病院ゲストWi-Fiの環境整備は、長年の検討課題となっていました。しかし、電子カルテ等個人情報や、医療機器の通信帯域の確保など、考えなくてはいけない問題点が多くありました。
※口コミ参照元:Cisco Meraki公式HP(https://meraki.cisco.com/ja-jp/customers/kasugai-municipal-hospital/)
何も特別なことをするわけではなく、社員が自宅などでノートパソコンを立ち上げるだけです。それだけで社内と同じ環境を得られるという利便性と展開のしやすさは、まさに圧倒的です。
※口コミ参照元:Cisco Meraki公式HPhttps://www.cisco.com/c/ja_jp/about/case-studies-customer-success-stories/2165-fcs.html)
各機器にアクセスして、ログ情報を確認したり、コマンド入力をしたりする必要があった管理でしたが、クラウド上で操作できるダッシュボードは直感的で非常にわかりやすく、知識がなくても操作できます。
※口コミ参照元:Cisco Meraki公式HPhttps://meraki.cisco.com/ja/customers/industrial-manufacturing/金剛株式会社)
社員数や拠点数が拡大傾向にありました。Cisco Merakiのサービスは離れた拠点の機器設定もクラウドから行えることから、管理負荷が大幅に軽減され、戦略領域への人員再配置などが可能になりました。
※口コミ参照元: Meraki公式HPhttps://meraki.cisco.com/ja-jp/customers/yumemi/)
先だってiPadを使って導入した無線 LAN 製品に、遅延などの課題が発生しました。Cisco Merakiシリーズを導入したことで、クラウドから全国の校舎のネットワークを一元管理でできるようになりました。
※口コミ参照元:Cisco Meraki公式HPhttps://meraki.cisco.com/ja/customers/higher-education/学校法人-河合塾)
Cisco Meraki Systems Managerの導入前にクライアントが抱えていた検討課題や事業テーマをチェックすると、例えば医療機関において重要なデータの管理と病院ゲストのためのWi-Fi環境の構築といった、情報セキュリティ面で対立しかねないニーズの両立を考えていた医療機関もあったそうです。そのような中、Cisco Meraki Systems Managerは利便性や活用範囲においてメリットを期待できるものとして認知されており、MDMに関する専門知識がない企業や従業員であっても安心して導入できると信じられていたことはポイントでした。
画像引用元URL:https://meraki.cisco.com/ja-jp/products/systems-manager/
初期費用:要問合せ
導入タイプ | クラウド |
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対応デバイス | iOS /Android 、Windows |
開発国 | アメリカ |
基本機能 |
・基本機能:要問合せ ・オプション:MR ライセンス オプション/MS ライセンス オプション/MX ライセンス オプション |
トライアル | あり(無料トライアル) |
OS自動アップデート | あり |
サポート内容 | 記載なし |
株式会社ビックカメラ/春日井市民病院/福島コンピューターシステム株式会社/株式会社NICHIJO/株式会社ゆめみ/社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス/金剛株式会社/インフォバーングループ/学校法人河合塾/日本大学高等学校・中学校/龍谷大学/アイシン東北株式会社/株式会社ローソン/株式会社エウレカ/国立大学法人東京海洋大学/玉川聖学院/寺岡精工/学校法人新静岡学園/シャングリ・ラホテル東京/インターコンチネンタルホテルズグループ/日光ケミカルズ株式会社/静岡理工科大学/ホテル志摩スペイン村/ニセコ観光圏/信州ハム株式会社/Cassina ixc/株式会社ダイヤモンドダイニング/福岡パルコ/京王百貨店/株式会社スマイルズ
多数のインターネットサービスを展開している企業として、従業員のテレワークにMDMを導入。導入や運用がしやすい点に加え、各調整が高いためおofficeの密状況把握などに役立てられました。
※参照元:コロナ禍でのオフィスエリアの密状況把握と 接種会場のワクチン管理に Cisco Meraki カメラ&センサーを活用[PDF](https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/about/case-studies-customer-success-stories/pdf/2276-rakuten.pdf)
ダッシュボードによって電波状況の見える化が実現し、職員の業務管理などにも効率的。情報系ネットワークから独立して構築されるため、スピーディで将来的な連携も可能な点が評価されています。病院のクラウドシフトへの先としても期待されています。
※参照元:Cisco Meraki で全館に病院ゲスト Wi-Fi を整備、サービス向上とともに災害時への備えを短期間で実現(https://meraki.cisco.com/ja-jp/customers/kasugai-municipal-hospital/)
アクセスポイントやスイッチなどを集中管理し、トラブル対応も本部から行える点が決め手でした。通信トラフィックや接続デバイスなどの様々なデータを役立てることができるほか、データを可視化してデジタル変革に活用できます。
※参照元:Cisco 家電量販店のデジタルシフト。新無線 LAN による新しい買い物体験(https://www.cisco.com/c/ja_jp/about/case-studies-customer-success-stories/1621-biccamera.html)
Cisco Meraki Systems Managerは楽天グループや春日井市民病院、株式会社ビックカメラといった企業や法人において導入されています。そして、それぞれの導入先からの評判をチェックすれば、例えばデータの可視化によってデジタル変革を後押しされたり、スムーズな導入と簡単な運用によって従業員の業務負荷を軽減しながらテレワーク体制を構築できたりと、クライアントごとのメリットや導入結果が得られたようだと確認できました。
特にITサービス企業として活躍する楽天グループ企業において、Cisco Meraki Systems Managerが導入されているという客観的な評価は重要でしょう。
企業名 | シスコシステムズ合同会社 |
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所在地 | ミッドタウン・タワー シスコ受付:21階 |
まとめ
MDMは自社に合った製品を導入しよう
クラウドベースの一元管理やセキュリティポリシーの調整など、端末管理においてのさまざまなサービスを持つ「Cisco Meraki Systems Manager」。MDMを導入することは、テレワーク環境を築き上げるためにとても有効な方法です。いろんな製品が存在していますが、それぞれ異なった特徴があるため、自社に最も必要な物を比較しながら選ぶようにしましょう。
手厚いサポートが期待できる国産MDM18社(※)のうち、月額費用の最低料金が1台165円からとお安く、無料トライアルのあるMDM4つを厳選しました。
※2021年2月時点で、日本国内で利用でき公式HPが存在しているMDMのうち、国産のものを選出しています
※2018年度、エンドポイント管理史上のマーケティング分析(株式会社テクノ・システムリサーチ社)より
参照:mobiconnect公式HP(https://www.mobi-connect.net/)
※1 エントリー1,980円/台(年額)~スタンダード3,300円/台(年額)を月額換算した金額。学校・教育委員会は、要見積
情報参照元:mobiconnect HP(https://www.mobi-connect.net/price/)
※2 ライトプラン月額165円/1台~エンタープライズプラン月額330円/台の場合
情報参照元:MoDeM HP(https://www.ascentnet.co.jp/mdm-modem/mdm価格/)
※3 SPPM2.0 ASPサービス 基本機能パック165円/台~SPPM2.0 ASPサービス フル機能パック330円/台の場合
情報参照元:SPPM 2.0 HP(https://www.sppm.jp/導入事例・ご利用まで/料金/)
※4 FiT SDM「Stage1」(Android) 165円/台~FiT SDM「サイネージ」(Android) 2,200円/台の場合
情報参照元:アステリアHP(https://www.arteria-net.com/business/service/other/mdm/sdm/)